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2023/11/27

東洋医学的不眠の概要

睡眠薬使いたくないけど、不眠症は治ってほしい・・・この記事見てください!!!

こんにちは、大和高田市大谷にあるシンス治療院の院長斉藤佑心です(^^)/

前回不眠症について西洋医学的な解釈の記事を書きましたので、まだ見られていない方はそちらも併せてご一読下さい(*^^*)

不眠症は前回説明した通り、様々な要因があります。薬は一時的なもので服用すればするほど効果は薄まり強い薬を服用することになりかねません。実際原因がわかっても日常生活を大きく変化させることは難しいですよね。

東洋医学を使った鍼灸治療で不眠症を改善するには、まず自分がどんな体質なのかを知ることが非常に重要です。

東洋医学で精神は「精」と「神」で分けられます。

精とは・・・生まれる際に両親からもらう生命エネルギーと食物などから摂取するエネルギーのことです。

一方、神とは・・・五臓の心に貯められている精の気のことです。

精は血に変化し、気を生み出します。神は気血に守られ、気血を養います。こうした循環が身体を作っていくうえで非常に大切なことがわかります。

さて、導入はここまでにして五臓の中で不眠症に関わる臓は肺以外、つまり肝・心・脾・腎です。肝は血を蔵し、脾は流します。心は神を蔵していますし、腎は心と協力して、身体の寒熱(五行で腎には水、心には火が属する)を調節しています。この作用や関係性がうまくかみ合うことで身体は正常に機能します。

その点で言えば不眠症は上手く噛み合ってないと言えます。

肝タイプ・・・ストレスや筋肉のこわばりを感じやすく、呼吸が浅くなりやすい。怒りっぽく、ため息をついてしまうことが多い

心タイプ・・・熱が頭の方まで上がってきてほてり、発汗したりする。考えることも多く寝苦しいため入眠困難に陥る。

脾タイプ・・・胃腸が弱り、精をうまく血などに変換できない。疲れやすく、甘い物の食べ過ぎなどでも起こる。

腎タイプ・・・老化や慢性的な症状が進むことで、腎の水が不足し、熱がこもる。更年期以降に起こりやすい。

以上の4タイプに分けられます。

不眠症はこれらのタイプが、複合的に難しく絡み合って起こることもしばしばあるので、鑑別には注意が必要です。皆さんはどのタイプでしたか?(*^^*)

自分がどのタイプかわからない人は、ぜひ一度ご来院ください(^^)/

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