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2023/12/18

東洋医学的な冷え性の考え方

あなたはどのタイプ?冷え性のタイプ分け完全版!

こんにちは、大和高田市大谷にあるシンス治療院の院長斉藤佑心です(^^)/

前回に引き続き冷え性についてお話していきます。まだ見られていない方は是非ご一読下さい!

今回は東洋医学での冷え性についての考え方をお話していきます。

東洋医学で冷え性は体の中で陰と陽のバランスが崩れている状態や、外から冷えが身体に侵入することで起こるとされます。

冷え性にも体質分けがあり、人それぞれ症状も違います。大きく4つに分けて説明していきます。

  1. 陽気不足(ようきぶそく)
  2. 瘀血(おけつ)
  3. 血虚(けっきょ)
  4. 気逆(きぎゃく)

この4つです。

①陽気不足

「気」には様々な作用がある体内エネルギーのことです。この陽気とは身体を温める作用のある気のことで、増減することで体温調節を行います。このエネルギーが不足することで冷え性が進行します。全体的に線が細く、疲れやすい人はこのタイプに属します。

②瘀血

「血(けつ)」が流れず滞っている状態です。血とは東洋医学で体内の器官を動かすためのエネルギーになる物質のことです。この血が滞ると手足への循環も滞るため冷えが進行します。月経痛が強く出る方や運動不足、自律神経の乱れなどがある方はこのタイプに属します。

③血虚

血虚とは、先ほどの血自体が不足している状態のことです。栄養が全身に行き届かず、冷え性が進行します。皮膚の肌ツヤや髪がパサつきやすい方はこのタイプに属します。

④気逆

気逆とは、気の流れが本来上半身から下半身に循環する所を逆流している状態です。体を温める気が下半身に行かないので、下半身は冷え、上半身はのぼせる人はこのタイプです。更年期障害などの冷え性もこのタイプに属します。

この4つのタイプは単体でも複数同時でも起こりますので、しっかりとタイプ分けを行うことが重要です。

シンス治療院では、気血を補ったり、循環をよくする治療を行い、冷え性を改善していきます。生活習慣の相談や指導も併せて行っておりますので、ご安心下さい。

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