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2023/12/04

東洋医学的めまいの概要

めまいって東洋医学的にタイプ分けすると何種類???

皆様こんにちは!大和高田市大谷にあるシンス治療院の院長斉藤佑心です(^^)/

以前記事にまとめた「めまい」について、東洋医学的なタイプ分けについてお話していきます!!

めまいでお悩みの方も謎のふらつきに悩まされている方も当てはまる可能性があるので、ご覧ください(*^^*)

めまいの概要については前回の記事にまとめていますので、こちらの記事では割愛いたします。併せてみていただいた方が理解も深まりますので、併せてお願いいたします(^^)/

東洋医学的なめまいとは、前提として、気・血・津液の巡りが悪くなることで起こるとされています。

なぜ気血津液の巡りが悪くなるのか。原因は様々あります。

  • 気とは身体を温めたり、成長を促したり、外部の刺激から守ったりと多くの作用があります。生命を維持するためのエネルギーと言えます。
  • 血とは食べ物から作られ、栄養を体中に受け渡す役割があります。
  • 津液とは、身体の中にある液体で、血管の外を満たしていると考えられます。

この3つが相互に働きあい、生活できています。例:気が不足すれば血・津液を循環させることが出来ない。津液が流れずに溜まるとむくみやイライラに繋がる等

では早速タイプ分けですが、東洋医学には、四字熟語で身体の状態を示すことが多いです。難しいので、どのタイプなのかだけでも見てください!!

*気血両虚タイプ・・・食欲不振やストレスによって気血を巡らせる力がない状態。気血が両方不足している。

力が出ない、横になりたい、体がだるい、顔の血色が悪いなど

*陰虚陽亢タイプ・・・血や津液が不足し、気が過剰に余っている状態。流す力はあるものの流せるものが不足している状態。

口が乾燥する、寝汗をよくかく、なかなか眠れないなど

*肝火上炎タイプ・・・筋緊張やイライラに関連する「肝」の熱が頭まで登って発散できない状態。熱がこもるので、津液もうまく循環できない。

口が乾燥する、イライラする、頭痛、怒りっぽい、眠りが浅いなど

*脾心両虚タイプ・・・精神的な疲労や過労から、疲れやすくなり、食欲減退する。それによりさらに気血が不足してしまう。

食欲不振、不眠、息切れ、血色が悪いなど

*腎精不足・・・老化によって、器官を動かす原動力が不足している状態。

膝腰のだるさ・力なさ、耳鳴り、難聴など

東洋医学的にめまいはこの5タイプに分けられます。どのタイプに当てはまりましたか?^^

シンス治療院では、このようにタイプ分けを行い、説明したうえで治療を進めていきます。全身のバランスの調整だけでなく、耳周囲の血流も併せてあげることによって症状を改善していきます。

文面ですべて理解することはむずかしいと思います。治療の際にしっかりとご説明させていただきますのでご安心下さい(*^^*)

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