前回肩こりの記事を書きましたので、一旦そちらをご覧ください!
デスクワークをされている方や、一日にスマホを見る時間が長いと首が前傾してきます。ヒトは目を凝らすときには、物理的に目を近づけ、顔を固定しなければなりません。固定する動きは筋肉の緊張を強めます。その状態が長く続くと徐々に頭の位置がずれてきます。
この写真のような状態が続くと筋肉はその状態で楽な姿勢を探します。これが習慣化することでストレートネックやスマホ首といわれる状態になります。
それは首にかかる負担が段違いになるからです。頭の重さは大体、全体重の10分の1といわれており、単純計算で60キロであれば6キロということになります。首の構造上、20度ほどに少し反るように(アーチ状に)骨が配置されており、圧を逃がすようにできています。頭の重さが6キロであれば4~6キロの負担がかかるといわれています。しかし、首が30度程に前傾してしまうと、その負担は18キロをほどになるといわれています。
これだけ負担が増えると周辺の筋組織や椎間板などへの負担はもちろんのこと、睡眠の質の低下や頭痛、自律神経のバランスが乱れるなど、さまざまの症状が引き起ります。
鍼灸治療でも、簡単には改善しない部分ではありますが、普段の姿勢指導と並行して行うことで少しずつ改善を試みます。
運動指導や姿勢改善の相談はシンス治療院でも行っていますので、ぜひご相談ください(^^)/
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